寝る1時間前に消灯したらぐっすり眠れた

健康

最近、寝る1時間ぐらい前には電気を消す、消灯時間を自然に設けるようにしてみました。

これがなかなかよかったので共有です。

寝つきが悪い!

私自身、夜簡単に寝付けないタイプであります。

外から聞こえる車の通る、ちょっとの騒音でソワソワしてしまったり

何か考え事を始めてしまうと1時間ぐらいは平気でベットの中で悶々としてしまいます。

そんなわけで寝る時に自然音を流したり、podcast を聞いたり、ちゃんと寝れるように運動を頑張っていたのですが、いまいちいい感じに寝付けない日々もありました。

疲れ果てて暗闇でぼーっとする

きっかけは、仕事で疲れ果てて「もう画面も何も見たくないよ〜!!」となった時の夜でした

私の生活としては20時ぐらいまでに食事をして、21~22時の間に寝ると言ったスタイルです。起きるのは5時ぐらい。

その日は仕事して食後、何もする気が起きず、寝る1時間ぐらい前から電気も消してしまって、カフェインレスコーヒーを飲みながらぼーっとしてました。

この間の9/18には、満月だったこともあってか、月夜を風を浴びながら心地よい時間を過ごせました。

9月の満月「ハーベストムーン」が夜空に昇る
今日9月18日(水)は満月です。9月の満月はアメリカの農事暦で「ハーベストムーン」とも呼ばれます。今夜は北海道ほど晴れて、お月様が綺麗に見られています。また、東海や西日本では雲が広がっているエリアもありますが、満月を見られている所もあります。晴れていたら、ぜひお月見をお楽しみください。

それまではその時々で、寝る前もソワソワ元気モードになる場合がありますが、その日は自然と睡魔が襲ってきて、なんだか嬉しくなりました。

次の日もやってみる

次の日も同様にそれを実践し、同じようにしてみたところ、これまた自然とした睡魔が訪れました。

もう、なんだか幸せ。

2度あることは3度あるの帰納的推論に従いこれを繰り返してみたところ、ここ数日は良い感じで眠れています。

まぁ、もしかしたら季節の変わり目で体調が変化しただけなのかもしれませんが。。

なんで心地よく入眠できたのか?

昨今の健康ブームでは、睡眠の質がとても意識されていますね。

Pokemon Sleep が登場したり、睡眠トラッキングアプリやデバイスが人気になったりと、そんな時代であります。

その睡眠の質の研究のベースにあるのが人間本来のプログラムされている、体内時計(サーカディアン)に大きく関わっています。

サーカディアンリズムと私たちの生活 | 医療法人社団 平成医会
地球上の生物は生まれながらに生体リズム、「体内時計」を持っています。これは「サーカディアンリズム」とも呼ばれ、わたしたちの健康に深く関係があります。今回は、生体リズムの仕組みやリズムが崩れることによる弊害、また、生体リズムのコントロール方法を解説します。

人間の体内時計はは日光などの光の照明などで調整され、これによって人間は自然に昼間に活発になったり、夜に眠くなったりするわけです。

というわけで、日没後にデジタルデバイスを使うな!明るいブルーライトなどを含んだ白色照明で夜更かしするな!というのはこういったところに由来しています。

そのため、今回は体内時計が自分にとっていい感じになったのかもしれないですね。

電気のない狩猟採取民族はどんな睡眠だったのか?

私自身、進化心理学とか、進化論とのミスマッチ的な話が大好きです。

「進化論とのミスマッチ」というのは進化のスピードと現代文明・ライフスタイルの発展スピードが合ってないことによる

人間の体はもちろん常日頃から進化しており、環境に適応するようにプログラムされています。(ダーウィンさんがそう言っていました)

しかしながら人間社会の急速な発展により、体にプログラムされている、適応できている適切な「食生活」、「運動頻度」、「睡眠時間」、「自然と触れ合う量」、「他者との交流」などのバランスがバグりまくっているという論説のことです。

つまり「こんな感じの現代人の生活よりかは、原始人の生活が人間のライフスタイルにはベストマッチだ!」という話ですね。

実際これは、自分も都会で引きこもって自然を渇望している身としては、とても腑に落ちる内容なのであります。

そして自分自身もこのミスマッチの補正をできるだけしようと、こんなブログを書いたり、他にも色々してもがいているわけです。

例えば、狩猟採取民族の食生活をベースにしたパレオダイエットもある程度生活に取り入れています。

パレオダイエットに関しては割愛します。マカロニさんのこちらの記事がわかりやすいです。

「パレオダイエット」って知ってる?やり方・効果を詳しく解説 - macaroni
パレオダイエットは原始人食とも呼ばれる食事法です。その名の通り、原始時代に近い食生活をすることで、健康にいい効能が期待されています。パレオダイエットをするなら正しい方法、メリットや注意点を知ることが大切です。詳しく解説するので、参考にしてくださいね。

そんなわけで、狩猟採取民族の「電気がなくて、火だけで夜を過ごしていた人たちはどうだったのか?」ということが気になるわけです。

自然な睡眠パターンに従えば、それが人間にとってベストだからですね。

簡単にググったら、ナショジオ様の記事が出てきました。

「電気があると睡眠時間が減る」は本当か
実生活における比較は極めて困難だが、アルゼンチンの狩猟採集民族で、電気を使う集団と使わない集団の睡眠時間が調べられた
電気のない人々でも睡眠は7時間未満と判明
電子機器と無縁の生活を送るアフリカと南米の3部族の睡眠パターンを調査したところ、平均睡眠時間がしばしば7時間を下回ることが明らかになった。

研究に参加した人々は日没から平均3.5時間弱で就寝し、多くが日の出の平均1時間前に起き出していた。

目立って朝寝坊だったのはサン族で、夏は日の出の1時間後に起きていた。

電気を使う集団の人々は就寝時間が遅くなったり、使わない集団よりもばらつきが大きくなったりした。

一般的には夕暮れの直前に元気になり、強い覚醒状態になります」とツァイスラー氏。暗闇の中で「しっかり身を守る」必要があった時代には、これが進化上有利に働いた。しかし、この時間に光を浴びると「元気回復タイム」が後ろにずれてしまうため、電気を使う集団では就寝時間が遅くなった可能性がある。

うーん、やっぱ正しいかも!

照明がなければ長く眠れるのウソ 非電化の部族と比較 - 日本経済新聞
現代人は安眠できていない、寝足りていない、と漠然と信じている人が多い。社会が近代化される以前、人工照明やテレビもなく、ひっそりと長い夜を過ごした昔の方がよく眠れていたのではないかと。たしかに、人工照明の影響で体内時計が遅れ気味になり、夜型生活が進行しているのは事実である。特に、LEDの光に多く含まれるブルーライトは、体...

ちなみに、睡眠時間は特に相関はないそうです。

電気代が安くなるし一石二鳥!

しかも、電気を使わなければ電気代も使わず、一石二鳥です。

自給自足のような生活では、自給するのも大切ですが、ミニマリズム的精神で、必要ないものはカットするのがまずはポイントだと思っています。

そのもっともたるものがエネルギーです。エネルギーは超大規模なオフグリットでも作らない限り、難しいそうです。

そのため、これまた一つ自給的生活につながったと思います。

環境負荷も下がるのでいいことしかないですね。一石三鳥!

とりあえず、私としては今後もこれを実践していく予定であります。

とにかく、自分としては夜は暗い方がリラックスできるみたい。

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