インド料理って本当にうまい。
スパイシーなカレーに、ふわふわモチモチのナン、そして鮮やかな黄色が目を引くターメリックライス。
そんなインド料理を、実はどこでも簡単に楽しめるのがうれしいところ。どんな街にも大抵インドネパールレストランってありますよね。まるでちょっとした旅行気分を味わえます。
家でもインド気分を満喫
しかし、レストランだけではありません。家でもそのインド気分を満喫できます。
というのも、先日インド人の友達の家にお邪魔して、ビリヤニをご馳走になりました。
ビリヤニって何?
ビリヤニを知っていますか?インドの伝統的な炊き込みご飯で、スパイスと具材がたっぷり。
最近ではカレー以外のインド料理も人気が高まっていて、都内では食べられるお店も増えてきました。東京なら、八王子の「アナス・ドーサ・ビリヤニ」や秋葉原・御徒町にある「ハリマケバブビリヤニ」が特におすすめです。
とにかく、肉とスパイスがゴロゴロ入っていて相当にうまい。
食事の前に祈りを捧げる
友人は「バガヴァットギーター」というインド哲学のオタクで、その教えに基づいて、ご飯を食べる前に必ず祈りを捧げました。
実際にYouTubeの動画を復唱してから食事が始まりました。
宗教的な雰囲気があり、「やべーとこに来てしまった。。」と思いもしましたが、逆になんか楽しくなりました。
内容は仏教とも似ていて、人間の欲望は虚しいものだという教え。特に食欲が最大の欲望で、それに真剣に向き合うために祈りを捧げるんだ!と友人が言ってました。
素朴で優しいビリヤニの味
そうしていただいたビリヤニは、ジャンクフードのように強烈な味ではなく、とても優しい、素朴な味わいでした。
やはり、その文化で味の濃さとかって結構変わりますね。田舎の方が優しい味のものが多い気がします。あくまで個人的意見ですが。
また、実際に都会にいると強い味を求めてしまうという研究結果も昔にありました。
centan音が味覚へあたえる影響 – 株式会社センタン CENTAN Inc.
食材もベジタリアン仕様で、濃い味ではなかったけれど、心が落ち着いているせいか十分に満足できました。
食べる前にお祈り的なことをやったおかげで、おそらく心が整ったからなんでしょうね。
さらに、ビリヤニと一緒に出てきたのが、爽やかなヨーグルトソース「ライタ」。これがまた意外と簡単に作れるので、サラダのドレッシングとしてもおすすめですよ。
インド・ネパールの米の消費量はすごい
素朴なお味ということもありお腹に優しくて、おかわりしちゃいました。
そういえばですけど、ネパール料理のダルバートもそうですが、インド・ネパール系の方々は本当にお米を大量に食べます。
何でそんな食えるの?ってぐらい。
インドネパール系のお店に行くと「オカワリ、ドウ?」みたいなことをよく聞かれますけど、あれをおかわりするぐらいが向こうでは普通なんでしょうな。
あの食べっぷりは見ていて気持ちいいですが、真似したら自分のお腹が限界に達しそうでしたw
まとめ:おいしい食事には心を整えることが大事
今回、素朴で優しいベジタリアンビリヤニをいただいたことで、改めて感じたのは、料理そのものをおいしくする前に、自分自身の心を整えることが何より大切だということです。
多くの人は高級食材や名店を求めがちですが、まずは食事に感謝して集中することが、何よりも大事なんだと再認識させられました。
最後に、僕自身が実践している「ご飯をおいしく食べるためのスタイル」を紹介します:
- 断食時間を作る(16時間断食がおすすめ)
- 食べる前に心が乱れるような用事は極力入れない
- 静かに、ゆっくり食べる
- 友達と一緒なら、ご飯について楽しく話しながら食べる
ぜひ試してみてください。心を整えて食べると、どんな食事でも特別に感じられるはずです。