オンライン失業認定を利用して、ワーホリ中に失業手当はもらえるのか

お金

僕は来年(2025年)の2月あたりからニュージーランドにワーホリに行くことを計画しています。

ワーホリ期間中はWwoofだけをやる予定なので、働かない予定です。

とするともしかしたら、「退職後に失業手当の恩恵を受けられるんじゃないか?」と思い始めてきました。

失業手当とは、退職後に求職期間中にお金をいただくことのできる制度です。

ハローワークインターネットサービス - 雇用保険手続きのご案内

このハイテクすぎる世の中かつ、僕のようなWebエンジニアのような業種であれば、海外でも求職活動は行うことはなんの障壁もなくすることができます。

ニュージーランドであれば、そんなに時差もないし!ラッキー!

そこで、実際にワーホリで海外に行っている間でも失業手当をもらえるのかの調査をしてみました。

自己都合の退職でも失業手当はもらえる

まず、退職では「会社都合」と「自己都合」の2種類があります

僕の場合は勝手に「ワーホリ行くんで!辞めます!」なので、もちろん自己都合です。

失業手当(失業保険)とは?もらえる条件や期間、手続き方法を解説【社労士監修】
退職後に次の仕事が見つかるまでの間、失業手当(失業保険)を受給したいという人は多いのではないでしょうか? 失業手当(失業保険)は、退職後の生活を守るために重要な手当です。 ただし、給付を受けるには一定の条件を満たした上で、手続きを行う必要があるため注意が必要です。以下で受給条件・受給期間・受給金額などについて、社労士...

自己都合の場合でも、特定の理由があれば失業手当はもらえるそうです。ふむ。

失業手当をいただくまでの流れ

上に貼った dodaさんの記事を参考にすると、以下の流れのようです。

  1. 退職
  2. 会社から離職票をもらう(退職してから約2週間後)
  3. ハローワークで失業手当 給付の申込をする → 受給資格の決定
  4. 待機期間(7日間)
  5. 雇用保険説明会に参加する
  6. ハローワークに失業認定申告書を提出(失業認定日 1回目)
  7. その後、自己都合の場合は待機期間から2ヶ月の間は給付制限により、給付なし
  8. 給付開始、4週間ごとに失業認定を受ける必要あり。

オンラインでの失業認定

この給付を通常のフローでもらうとすると、結局のところ4週間に一度は失業認定をハローワークで現地でもらわなければなりません。

ワーホリ民にはこれは叶わぬ夢です。。

どうにかならないかと「失業手当 オンライン」と検索すると、ちょうど去年あたりから失業手当の給付手続きのオンライン化が進行中なようでした。

デジタル技術を活用した失業認定を実施します  ~全国9所のハローワークで、障害がある方や子育て中の方など 来所が難しい方等を対象に実施します~
失業認定のオンライン化とは?試行内容や背景、手続きの流れを解説 | 経営者から担当者にまで役立つバックオフィス基礎知識 | クラウド会計ソフト freee
厚生労働省は雇用保険受給者の利便性を考慮し、失業認定のオンライン化を検討しています。オンライン化の試行内容や背景、手続きの流れを解説します。

どうやら、失業認定は今まで定期的にハローワークに出向かなければ行けなかったものの、これがオンラインで完結できるようになっているとのことでした。

なんとラッキーな時代に生まれてしまったんだ。。よくわからんが、デジタル庁とかその他の関係者には感謝だ。。

現在は離島にお住まいの人や子育てをしている人などに限定されているそうです。

ところがどっこい、このオンラインシステムは全国のハローワークに拡大され、全箇所でオンライン化が実施されるとのことでした。始まるのはなんとワーホリ行く直前の2025年1月とのこと!

失業給付を受け取るための面談 来年からオンライン可能に | NHK
【NHK】仕事を失った人に対する失業給付を受け取るためには、受給者は月1回、ハローワークに出向いて面談を受ける必要がありますが、厚…
失業手当の手続き、ウェブ面談で完結 24年度にも - 日本経済新聞
厚生労働省は失業手当を受ける際に必要な手続きをオンライン化する。現在は大半の人が月に1度、各地のハローワークを訪れて面談を受ける必要がある。2024年度にもウェブ会議システムでの代替を認める。書類を電子申請する仕組みも整え、自宅で手続きを完結できるようにする。3月にも労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の部会で議論を始め...

失業認定のオンライン化が実際に2025年の1月から実用化されれば、失業認定が必要な人全員が、基本手当受給にかかる手間や労力を削減できますし、職員もいちいち対応する必要がなくなるので、良いことづくめですね。

オンラインでどこまで完結できるのか?

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001121514.pdf

厚生労働省のオンラインシステムのマニュアルを見ると、雇用保険説明会まではオフライン・その後はオンラインのように見えました。合ってるかな?わからん。

ref: chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001121514.pdfScreenshot

とすると、雇用保険説明会までを海外出発までに済ませておけば、あとはなんとかなるのかもしれません。

ちょっと希望が見えている!

住民票を抜いても失業手当はもらえるのか?

なんか情報が錯綜としているが、もらえそう!という雰囲気

そしてもう一つの懸念は、住民票を抜いた場合、つまり海外転出届を出した場合にも適用されるのか?という話です。

ワーホリをする場合は住民票を抜くべき?海外転出届について | 実質0円で叶えるワーホリ・留学なら夢カナ留学|累計3万人のサポート実績!
ワーキングホリデーで海外に長期滞在をする場合、さまざまな手続きのことについて考える必要があるでしょう。渡航手続

海外転出届は日本を一年間以上離れる場合に任意に提出するものです。

海外転出届を出しておけば、住民税・国民健康保険・年金の納税などが免除され、めちゃくちゃに減税することができます。やっておきたい!!

で、実際に住民税なんかを抜いても失業手当はもらえるのか?という話ですが。。

【雇用保険】退職後の『失業手当』の受け取り条件・手順【海外に移住するとどうなるのか?】 | Just Tommy in Pattaya
退職をして再就職先が決まっていない場合、再就職活動中に失業手当を受給することができます! 所属していた会社を自己都合、または会社都合で退職し 再就職先がまだ決まっていない場合には、加入していた『社会保険』の内の『雇用保険』により 『失業手当

なんか、もらえるっぽいです。勝ったな。ガハハ!

とりあえず、今後の計画

1月に実際に全てのハローワークでオンラインシステム化が実現されれば、それを利用できるか申請してみようと思います。

そして可能で合った場合、雇用保険説明会を終えた上で、海外転出届を提出し、ニュージーランドに飛び、そちらで失業認定をオンラインでもらおうかと考えています。

うまくいくのかな。

とりあえずこれはまだ計画なので、正しい情報ではないことに注意してください。あくまで参考程度に。

ではではー。

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